車のサンシェードのおすすめと選ぶ時の7つのポイント

日向に駐車している車のフロントガラス部分を覆い隠している、銀色の日よけシートをよく見かける時期になりました。

あの日よけは「サンシェード」と呼ぶのですが、今回は車のサンシェードを選ぶ際のポイントと、それらを総合しておすすめできる商品をご紹介します。

これからの夏本番に向けて快適なカーライフを送る準備をしておきましょう。

1.【遮光(熱)性】しっかりと太陽光を遮り熱を車内に伝えないこと

まず、選ぶ時に一番気になるのはやはり効果面だと思います。

例えば、車は夏の時期に直射日光を浴び続けると、閉め切った車内の温度は70度以上にもなります。

サンシェード(日よけ)をしていなければ、ハンドルやシフトレバーは持てないほど熱くなりますのですぐの運転には支障が出ますし、ある程度は想定されたうえで耐熱素材で内装されているとはいえ、材質の劣化はサンシェード(日よけ)を設置している車と比べたら全然違ってきます。

ハンドルやシフトレバーなど頻繁に手を触れる箇所はもちろん、ダッシュボードはもろに太陽光を受けますので、最悪ひび割れすることもあるそうです。

また、車内の温度が高い状態から運転をするとなると、エアコンで車内を冷やす際、車に大きな付加をかけることになりますから、エアコンシステムに負担をかけますし、省エネの観点から見てもエコとは言えません。

では、サンシェード(日よけ)をすれば、遮光、遮熱効果は大幅に上がるのかと言われれば、体感的にそれほど期待していたよりは・・・と感じるかもしれませんが、設置後では車内温度も10~25度ほど低下しますから、しないよりした方が大分まし、とは感じるかと思います。

2.【耐久(熱)性】頻繁に長期間使用しても劣化しにくいこと

サンシェードは使用用途上、常に直射日光を浴びているような過酷な環境下にありますから耐熱性が高く、さらに頻繁に出し入れするため耐久性にも優れていなければなりません。

私が以前2年ほど使用していたサンシェード(折りたたみタイプ)は外側の縁の部分がボロボロになり、使うたびに素材のカスがぽろぽろと落ちてきてそれが気になっていました。

3.【簡易設置性】すぐに取り出せて設置がわずらわしくなく簡単なこと

特に1日に何回も車に乗り降りする方には重要なポイントです。

設置する度に、わざわざ後部座席やトランクまで取り出しに行ったり、助手席から調整したり、いちいちバックミラーがずれたりするのでは面倒過ぎて仕方がありません。

横着な方は簡単に設置できることと、次にある収納性が高いサンシェードを選ぶことがポイントです。

4.【収納性】すぐにたためて且つコンパクトに収納できること

上記ポイント3同様、車の乗降頻度が高い方には重要なポイントです。

たたむ時に時間がかかる、かさばるサンシェードは避け、ほとんどワンアクションでコンパクトに収納できること。

また、できれば運転席から動かず、サイドポケットやダッシュボード、運転席のバックポケットなど、すぐに手の届く場所に収納できるものが良いですね。

5.【サイズ感】フロントガラスに対して大きすぎず小さすぎずフィットすること

フロントガラスに対して大きすぎれば設置が困難ですし、逆に小さすぎると、隙間から光や熱を通してしまいます。

サンシェード(日よけ)も様々なサイズのものが販売されています。

縦横のサイズ(センチメートルやインチ表記)が記載されていますが、ものによってはS、M、Lの表記しかされていないものもあります。

各メーカーの車種ごとに互換性のある車種を表記しているものもあります。

特に普通車と軽自動車では、大きくサイズが異なってきますので、まずはフロントガラスの縦横のサイズをメジャーで計測してみましょう。

例えば、私はスズキの軽自動車エブリィに設置していますが、エブリィのフロントガラスのサイズは横125㎝×縦57㎝です。

それに対し、私が購入したサンシェードは横約130㎝×横約60㎝と表記されていますので、フロントガラスよりもサンシェードの方が気持ち大き目ということになります。

実際に設置した画像は下に載せていますが、体感としては縦横ともに誤差±10㎝程度でしたら許容範囲と考えて良いと思います。

また、ハイクラスの車種によっては純正のサンシェードが付属していたりオプション購入できたりします。

純正ならではのジャストフィットな統一感がありますが、実は設置や収納が面倒だということもありますので、市販のものの方が使いやすく感じるかもしれません。

6.【ファッション性】ダサくないこと

サンシェードにダサイも何もないかもしれませんが、せっかくなので少しでもオシャレに見えるものを選びましょう。

車に合った色合いや形のもの、収納時のスタイリッシュさなど、こだわりたい人はとことんこだわりましょう。

今では、アニメやディズニーのキャラクターがデザインされたかわいいもの、かっこいいもの、ユニークで面白いものが様々販売されています。

特にお子さん、赤ちゃんがいる家ではそういったものを選べば車を見て喜んでもらえるはずです。

7.【コストパフォーマンス】価格に対して満足できる機能を備えているか

相場としては、1000円前後で、イラストなどが入ったものは2000~3000円といったところです。

そんなに高い買い物ではないかもしれませんが、できるだけ買って損したと後で後悔しないよう慎重に選びたいところです。

実際に使用してみておすすめできるサンシェード

これについては実際に私が使っているサンシェードをおすすめさせていただきます。

実際どんな感じなのか写真で説明します。

収納バッグに入った状態。大きさの比較にティシューの箱(スリムタイプ)を置いています。

厚みは一見ありそうですが、ギュッと押すと空気が抜けてかなり薄くなりますので、車内には場所を選ばず収納できます。

バッグの中の本体はこんな感じでしまわれています。付属のゴムでまとめるのでほどける心配もありません。

本体を半分にたたんだ状態。真ん中の丸い輪っかを両手を使ってひねることでワンアクションで簡単にコンパクトにたためます。

黒色の面が裏(車内側の面)です。

銀色の面が表(太陽光が当たる面)です。

この切れ込み部分をバックミラーを挟むようにしてマジックテープで止めます。

実際このようにバックミラーに引っかかるようマジックテープで止めます。

車内から見るときれいにフロントガラスを覆っているので遮光性も高いです。

以上、車のサンシェードのおすすめと選ぶ時の7つのポイントでした。

サンシェードを有効的に利用しつつ、車でお出かけの際は駐車場所もできる限り日陰を選ぶなど工夫して、車と環境に優しい生活を送りましょう。

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